iWallet(アイウォレット)の登録手順からPrepaid Card申請までのマニュアルまとめ

目次

iWallet(アイウォレット)とは?

ネッテラーやecopayz(エコペイズ)と同じオンライン決済サービスです。香港に拠点を置きライセンスも取得しています。公式サイトもサポートも日本語に対応しているので馴染み易いサービスになるかもしれません。簡単にiWalletできる事ですが、銀行とiWallet間の入出金、クレジットカードでのiWalletへの入金、iWallet間での個人間送金(手数料無料)、Prepaid Cardを使用してでショッピングや世界中でのATM出金が可能です。

お知らせ

この記事を書いた2016年ですが2023年の現在でもiWalletは現役で使用出来ます。しかしオンラインカジノへ直接銀行送金(間は通してるけど)や仮想通貨系が主流になってる現在はあまり作成する意味はないかもしれません。2016年頃流行ったiwalletが発行していたATMで出金できてしまうカード(プレイペイドカード)は1年ぐらいで使えなくなったり使えるようになったりカードが切り替わったりすることと、カード維持費や出金手数料(為替や手数料)が現実的でないぐらい高いのでおすすめ出来ません。2024年11月21日 15時24分現在

iWalletの口座開設手順

公式サイトも日本語に対応しており迷いもありません。例が記載されているのでスムーズに進められると思います。
iWallet Cardが手元に届くまでに時間がかかるようなので速攻で作っておきたいところです。

1.iWallet公式サイトへアクセス後、[新規口座開設]をクリック

iwalletトップページ

2.登録メールアドレスを入力後、[次へ進む]をクリック

iwallet_登録メールアドレス入力

3.パスワード、氏名等を例通りに明記して[確認ページへ進む]をクリック

iwallet_登録_個人情報入力

4.入力内容が正しい事を確認して、利用規約にレ点をいれて[口座を開設する]をクリック

iwallet_登録_個人情報入力_確認

5.新規口座開設完了画面に遷移

iwallet_登録_個人情報入力_終了

6.登録メールアドレスに案内が届くのでメールにあるURLをクリック
※迷惑メールのフォルダにある可能性あり

iwallet_登録_個人情報入力_終了_mail

7.登録完了

iwallet_登録_個人情報入力_終了_1

最後の登録完了画面をよく見るとわかりますが、香港ドルで8,000(USD1,000)相当までしか口座開設だけ(スタンダード会員)だと利用出来ません。本人確認をすることで上限があげられるようです。

エグゼクティブ会員へアップグレード

口座開設が終わったらスタンダード会員からエグゼクティブ会員へアップグレードしてみましょう。エグゼクティブ会員になることで上限撤廃とプリペイドカードが作れるようになるようです。KYC書類提出と書いてあますが、ネッテラーやエコペイズと同じで本人確認書類と住所証明書類をアップするだけです。

1.ログイン後、[ユーザ基本情報設定]をクリック

iwallet_ログイン後

2.[変更・修正する]をクリック※登録した情報に住所を追記する形になります

iwallet_登録_エグゼクティブ会員_2

3.例の通りに住所をローマ字で追加して、[確認画面へ]をクリック

iwallet_登録_エグゼクティブ会員_3

4.住所追加は終了

iwallet_登録_エグゼクティブ会員_4

この後は、KYC書類提出(本人確認書類と住所証明書類)をアップデートするだけです。
上記で入力した住所と提出書類の照らし合わせですね。
エコペイズは高画質の1mb以上の書類でしたが、iWalletは5mb以内におさめなくてはいけないことに注意が必要です。

■ 本人確認書類
政府または公的機関が発行した書類で、氏名、性別、顔写真、生年月日、有効期限または発行日(但し、有効期限3カ月以上或は発行から3カ月以内のもの)が鮮明に確認できる書類になります。(例:パスポート、運転免許、住民基本台帳カードなど)

■ 住所確認書類
政府、金融機関、公的機関が発行した書類で、氏名、現住所、有効期限または発行日(但し、有効期限3カ月以上或は発行から3カ月以内のもの)が鮮明に確認できる書類とします。(例:運転免許証、住民票、健康保険証、公共料金領収書、銀行ステートメントなど)

5.ログイン後(セッション切れの場合)、ユーザ設定から[KYC]書類認証をクリック

iwallet_本人確認_1

6.提出するファイルをそれぞれ選択し、[アップロード]をクリック
例)
本人確認書類:運転免許証の表と裏
住所確認書類:公共料金明細(電気)

iwallet_本人確認_2

7.アップロード書類状態が表示されたら完了

iwallet_本人確認_3

少し遅いような気もしますが…。書類審査で3日程かかりました。エグゼクティブ会員へアップグレードが終了すると登録メールアドレスにメールが送られてきます。これで香港ドルで8,000(USD1,000)の制限が解除されて無制限に利用可能なようです。

iwallet_登録_エグゼクティブ会員_承認メール

Prepaid Card(プラチナム プレペイドカード)

iWalletにある資金をPrepaid Cardする事でチャージした分だけ使用出来るカードになります。デビットカードみたいなものでしょうか。ショッピングだけでなく世界中のATMで出金が可能なようです。
このカードを作成するためには上記のエグゼクティブ会員へアップグレードが終わっている必要がありますので注意して下さい。

カード1枚辺り:$12
郵送実費費用:$4
の合計$16を前もって入金しておく必要があります。

カード作成費用+ランニングコストがそれなりにかかるのでよく考えてから作成する事をオススメします。エコペイズのエコカードの発行が再開された今は正直必要ないと思います。ただ、VISAブランドなので余裕のある方は作っておくと良いかもしれません…。

Prepaid Cardの申請方法

実際にカード申請してみました。申請方法はログイン後、問い合わせするだけです。”Visa Platinum Prepaid Cardを1枚作成お願い致します。” でOKです。

後は運営からのメールがきたら申請完了です。数日で運営側からi-Wallet口座へカード費用引き落としのご請求がメールにて送られてきます。[引落依頼を確認する]をクリック、請求金額と確認し引き落とし口座を選択して[承認する]をクリックして支払ってください。実際にカードがくるまで結構かかり、3週間ぐらいでした。

カード有効化(アクティベート化)

カードが手元に送られてきたらカードを有効化します。日本語には対応されていませんが、手順は簡単です。アクティベートマニュアルもいっしょに送られてくるので安心です。

iwallet口座から Prepaid Cardへチャージ手順

有効化したらiwallet口座のお金をカードへチャージしてみてください。先にカード有効化が終わっていない人は、先に有効化しないと連携されていないのでチャージ不可能です。こちらもマニュアル通りです。

ATMで出金手順

エコペイズと同じ手順でいけると思います。

手数料

アイウォレットの手数料ですが、かなり細かく設定されています…。個人アカウントと法人アカウントで区別されているようですが、ここでは個人用のアカウントだけ明記します。iWallet口座自体にかかるものと、Prepaid Card の手数料をまとめてみました。

iWallet 口座手数料

銀行からiWallet口座への入金無料
個人間送金無料(上限なし)
個人から法人送金無料
銀行送金送金額の0.25% (最小 US$35)※上限$50000 / 件
休眠口座管理手数料$20 / 年
口座閉鎖手数料$5
外貨為替指定レート

使わないと思いますが、個人間送金が無料なのはうれしいですね。その代わりに休眠口座管理手数料(定義確認中)や閉鎖手数料等かかります…。

Prepaid Card 手数料

Visa Platinum Prepaid Card 手数料のですが、こちらは必ず一度は目を通してください。他決済ツールと比較してもある意味かなり独特の仕様です…。

ランニングコスト
月間維持費用 / 月$1
再発行 / 回$12
カードへのチャージ
カードへのチャージ費用 / 回$3
カード最高残高制限無
最低入金額 / 回$20
最大入金額 / 回$10,000
最大入金額 / 日$20,000
ATM
ATM出金手数料$3.5
為替手数料(USD以外)3%
最低出金額 / 回ATMごとに差異あり
ATM上限回数 / 日2回
ATM上限額 / 日$2000

為替返還手数料や出金手数料は他のツールとさほどかわりません。ただiwallet口座からカードへチャージするのに、毎回$3かかるのが厳しい所ですね…。(ecopayzはない)なのである程度まとまった金額をチャージするのが賢いやり方だと思います。

備考

iwalletのデビットカードですが、いろいろ頻繁に変わっています(汗)マスターカードの規制等もありしょうがないのかもしれません。iwallet自身の対応は早く好感は持てますが。

・iwallet card たぶん誰も申請出来ていない。

・iwalet cardの代替カードi-usecardが登場。

・2ヶ月?たたずに今回のVisa Platinum Prepaid Cardが登場(たぶんここで落ち着く?)して利用停止

3ヶ月?たたずにVisa International Prepaid Cardが登場

・Visa International Prepaid Cardの利用停止

UnionPay Prepaid Cardの発行開始 ← 今ココ(2019.02.22)

VISAブランドののiwalletは正直な所、マスターカードの規制でエコペイズが使用不可(発行不可)になった時の保険でしかないかもしれません。それか余裕のある人だけ作るというのが正しい選択だと思います。カードデザインはセンスありなんですが、カード作成して持ってるだけで月額費用$1かかるって足元みられる感じがなんとも言えないと思っている人が多いのではないでしょうか…。

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